結婚の先にあるものが離婚、そうは思いたくない人が殆どでしょう。結婚とは、離婚とはを今一度考えてみます。

昔の日本の離婚はどんな感じだったのか
昔の日本の離婚はどんな感じだったのか

結婚とは、離婚とはを考える

先日テレビを見ていると、結婚とは「愛情で始まり、憎悪に変わり、感謝で終わるもの」こんな言葉で、定義できると言っていました。うまい表現だと思います。愛情があるからこそ、結婚を望むものですが、その愛情が継続することは稀であるということです。愛情がなくなるだけなら良いのですが、それが憎悪に変わる、既婚者ならだれもが頷くことでしょう。時間と、慣れが夫婦関係を変えていくのです。

夫婦関係が憎悪に変わった時、必ず離婚に発展するわけではありません。むしろ、離婚に進む方が少数派です。即ち、夫婦は我慢と言うことです。人生も我慢、何でも思い通りには進まない、そう理解している大人であれば、夫婦関係が憎悪に変わったとしても、それを素直に受け入れて、ともに共同生活を継続することが出来ます。離婚はこの憎悪に堪えられなくなった時の、苦渋の決断なのです。苦渋であることが重要です。誰もが好き好んで離婚をするでしょうか。一度は愛し合った気持ちを、誰もが忘れたくはないもの。夫婦間の感情が憎悪に変わったとしても、初めの愛情を覚えているからこそ離れられないと言えるのです。

憎悪も我慢すれば、感謝に変わる。我慢と言う表現は適切ではないでしょう、人の気持ちは時の流れと共にうつろい変化する、それも、穏やかに。穏やかな気持ちの変化が感謝になった時、安らかな人生の終焉がある。これが人の美しい生き方と思います。離婚を決断するか、憎悪のまま、時の流れを待つか、誰もが決断を迫られる時が少なからずあります。あなたは、どちらを選びますか。
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